語学マスターは、誰もが
一度は憧れる夢の一つではないだろうか。
そして、必ず付いてくるのが
どの位勉強すればマスター出来るか?
という疑問ではないだろうか。
この疑問は、何をするにしても
どの位で、達成可能かは
誰もが、気にするところ。
私が、過去に使っていた
ドイツ語の参考書のコラムや
体験を交えて
語学や資格など
何かスキルを身に付けようと
思った時の参考に。
但し、金儲けには当てはまらないので
お間違えのないよう。
英語を母国語とする人が
言語の近いドイツ語やフランス語を
勉強すると720時間で、上級レベルに達するが
英語から離れた言語グループである
日本語を学習する場合、720時間で
やっと初級を終えるくらい。
上級レベルに達するには、3倍以上かかる。
これを日本人に置き換えて考えれば…。
目安として、取り敢えず外国語で
意思疎通レベルが、1000時間
ビジネスで使えるレベルで、2500時間。
参考書を書かれた先生は
大学で、ドイツ語を教える現役さま。
その先生の経験では
言いたいことを何とか言えるように
なるまでに、4000時間。
通訳でお金を稼げるようになったのが、6000時間。
ニュースを理解が、最近。
辞書を引かずに小説を読むのは、まだ無理。
だそうな。
(清野智昭著
『しくみが身につく中級ドイツ語作文』より)
1000時間といえば
1日3時間で、1年くらい。
あくまでも、目安だけを見れば
税理士の科目試験の勉強と
似たようなものですな。
高校の時に、英検準1級を取った
英語マニアの友人曰く
毎日3時間は、英語漬け。
アルクのヒアリングマラソンという
教材を薦められた。
教えてもらった当時(25年以上前?)の
ヒアリングマラソンのカリキュラムは
1日3時間、1年で、1000時間学習。
というもので、調べてみれば
今も、やっている。
興味のある方は、こちら。
私の体験からは、簿記学習時間が
1000時間超えたら、1級の問題は
ウォーミングアップみたいに感じた。
商業簿記のみの話ね。
工業や管理会計が絡むし
過去1000時間はしたものの
記憶があるので、資格取得は、また別問題。
ピアノもバイオリンも
ある一定の練習時間を超えると
そこそこ弾けるようになって
面白いと感じ出す。
実際、計算はしてないけども
バイオリンは、1日1時間練習を
5年間ほぼ、サボったことがなく
365日×5年=1,825時間
と、1000時間は、超えている。
ピアノは、残念ながら、幼少期から今まで
年単位で、断続的にやってるので
カウントは出来ないが、1000時間は
軽く超えているはずである。
以上の事から
1000時間は、何をするにも
使えるかも?と期待感や
手応えを感じるレベルに到達する
ひとつのボーダーラインみたいなものかも。
巷では、1000時間理論や1000時間の法則
という言葉まであるようだ(初耳)
何でも、楽しもうと思うなら
そこそこ使えるレベルに達してないと
余裕がないので、面白いと思えない。
断続的だと『忘却』という
リセットが入って来る。
それも考慮しないといけない。
1000時間までは、途切れず続ける方が
効率は良いのだろう。
でも、そこまでたどり着くまでに
挫折する人が多い。
やる気や根性が持続しない。
でも、何もしないよりはまし。
なので、断続的でもやっぱり
諦めずにやること。
そして、目安の1000時間までは
向いてないと一切、思わないことだ。
時間が足りてないだけなのだから。
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