残念な事に『おひとりさま』の
ロールモデルが、まだ居ない。
なんだかんだ言っても、未婚者は
まだまだ負け犬扱いなので
市民権を得るのは、もっと先の話。
学生時代は、上野千鶴子先生に憧れたが
先生は、あれよあれよと出世され
もう出来過ぎなので、モデルにはならない…。
もうちょい頑張れば真似出来そうな
ポジションでないと。
なので、時々思い付いたら探す。
で、先日、見つけた『おひとりさま』
ロールモデルとまでは、いかないが
一人暮らしも悪くはないかと
思わせてくれるのが、このコミックエッセイ。
(画像拝借中
お問い合わせは株式会社KADOKAWAまで)
中身は、ほぼ漫画とプチ情報。
イラストレーターのカマタミワ氏の一人暮らしの
日常をあれこれ垣間見れる。
ブログもされている(こちら)
婚活では、一人暮らしをすれば
寂しさを痛感し、結婚する気合が入る
という説を、見事に打ち砕く。
なんと、一人暮らし歴18年で
飽きないし、趣味が一人暮らし
と言ってもいいくらいと
ご自身で、断言する位に
一人暮らしを楽しんでおられる。
おひとりさまライフ満喫の
ザ・手本みたいな感じだ。
読めば、おひとりさまも
捨てたもんじゃないね〜。
と希望が持てるのだ。
但し、リア充・キラキラ女子系には不向き。
とっても地味女子向き。
さて、本の中身は、リアルに家賃や間取り
お金がなかった時の話や、ゴキ退治の話
一人暮らしの人は、どうしてるのか
以前から、知りたかった、体調が悪い時の話も
不安に立ち向かう話など
いい面も、メンタルが落ちる事も
隠さずに書いてくれてるので、共感出来る。
私が、一人暮らしをしていた場所は
高層ビルが、ニョキニョキ生えた都会のど真ん中。
オフィスビルが多く、土日祝日などは
人気がなく閑散としている。
銀行やコンビニ、外食には困らないが
スーパーは、歩ける距離にはない。
完全に買い物難民で、寂しいよりも
日用品を入手するのに、困った記憶しかなく
楽しむ事もなく終了した。
ゴキは一度も出なかったが、結露と青カビが
すごかった。
生活しやすい場所での一人暮らしを
もしスタートすれば、こんな風に
楽しめるのかな?と
妄想だけは、膨らむ。
私は、今、一人暮らしをしていないし
婚活など、時々血迷う事もあるが
やっぱり、趣味は、おひとりさま。
そう言えるくらいに、楽しもうではないかと
思うだけである。
突き抜ける覚悟が要るね〜。