取り敢えず、今、私は『おひとりさま』
今後も今の生活であれば、そうだ。
結婚願望ガッツリありまーす!
おとこ!オトコ!男!
という情熱もない。
そして、婚活する勇気もない。
40過ぎたら、婚活市場では
透明人間扱いだそうだ。
この世の人間性を判断するヒエラルキーは
既婚か未婚か
子アリかナシか
金アリかナシか
で、分類されて、プラミッドが
出来上がっている気がする。
卑屈?
で、未婚・子ナシ・金ナシと
世間からの評価で行けば
低階層に属する私は
婚活市場に出ても、痛い人扱いなのは
言うまでもない。
なので、わざわざ、なぜ、自分に痛い思いを
させる必要が?・・・と、メンタル弱い私は
婚活市場に、出て行く気がしない。
そして、婚活情報マニアな友人から
40過ぎたらね、60歳以上しか
結婚相談所では、紹介してもらえないんだよ。
男は、みんな若い子が好きなの。
どんな美女でも、30過ぎれば、願い下げなの。
そうだ、35歳の後輩も、25歳のキャバ嬢を
追い回していた!
リアルに、言い寄ってくる人は
主夫希望か、バリバリ働いていても
妻子持ちで、家庭がうまくいかない
50代か60代だった。
男は、ロリコンなのだ!
(違う人居たら見てみたい)
で、去年、仕事を辞めて目に留まったのが
この本。
(画像はお借りしてるので
お問い合わせは、きこ書房まで)
『オーバー40、実家暮らし』に惹かれたと言っても
過言ではない。
でも、本屋で買うのも抵抗があり
アマゾンで買った。
著者は、元々、時々お茶を飲む男友達が居た。
男友達は、結婚すれば
奥さんが嫌がるので、縁が切れる。
会社の同僚で、仲良くなっても
「仕事辞めて主夫になりたい。」
と聞かされ、突っ込んでいけば
「仕事辞めて、家には居るけども
家事もしたくない。」
のが、彼等の理想だった。
なので、仕事への情熱も一切ない。
そんなことは、美男子しか許されぬ!
こんな甘えた男友達とは
退職と共に縁を切った。
そして、転職先で、新たな出会いも
もう40過ぎると、お相手は、まず既婚者で
独身は、AKB48ネタしか食いついてこない
ロリコン達。
男友達なんて、作れないのだ。
なので、男友達が、全く居ない私には
この著者のようにはいかない。
そして、この本は、引き寄せの法則を活用したり
ひとりを楽しむことを推奨している。
ありのままの自分を認め
自分で、自分を世界一幸せにする(せかしあ)
そうすると、お相手も引き寄せるそうだ。
そして、著者は、本気を要求する。
本当に、いますぐ結婚してもいいくらい
結婚することが「当たり前」で「本気」になっていないと
自分の本心が結婚相手を引き寄せようとしないのです。
(本書より抜粋)
引き寄せを活用するあたりから
結婚願望の強い人の救いには、ならない。
多分、読んで外れたと思うだろう。
この本は、結婚出来ないのが
人としての質が悪いとか
そんなことではなくて
単に、自分が準備出来てなかっただけであって
これから、準備していきましょう。
という内容だ。
思い起こせば、主夫願望の男友達が
居た頃の私は、仕事ばかりで
5時には起き、帰宅は午前様。
スーパーに寄る時間もなく
3食食べるのも、ままならず
家のことは、母が居たので任せっぱなしだったが
嫁が欲しい!!!と思った。
ある意味、引き寄せ成功だな…。
で、兎にも角にも結婚したいならば
本なんぞ、読んでないで
結婚相談所に、さっさと登録に行って
見合いをガンガンするのが
現実的なのだろう。
結婚願望は、そんなにないけども
自分に、魅力がないから???
私って、問題アリなの?
と、自分自身を疑問視してしまう人の
慰めにはなる。
『いままで結婚しなくて正解だったと思える本』
題名がそうなんだから。
私は、美貌も、仕事も、人脈もない。
あるのは、少しの虎の子。
でも、自分の時間は、たっぷりある。
ご飯も3食、自分で作って食べられる。
ゆっくり眠れる。
人としての生活を満喫して
楽しい・幸せだと思っていて
著者の慰めだけで、十分だった。
何だか、このままいけば
〈これからも結婚しなくて正解だったと思える人生〉
になりそうだ。