まだ、しばらくは新人の話の
ニュースが続いていくのだろう。

学校の入学式のニュースで
また肩身が狭いなぁと
感じるのだが、新しい環境で
新しい関係を築くのに
見た目は言うまでもなく
話す事も少し気をつけたい。

口は災いの元。

自慢をする必要もないが
自分を１ミリでも卑下する話は、必要ない。

自虐ネタは、必要ないのだ。

25歳までは、人との会話が苦手だった。

何か、面白い話をしないといけない。
そう思い込んでいたからだ。

つまらない人と思われたくない。

沈黙が苦痛で、相手がフォローに
困るくらい自分の痛い話や
ダメっぷりの自虐ネタをガンガン話して
墓穴を掘って行く感じで
一人になると、どっと疲れた。

 

25歳を過ぎてから、違和感を感じた。

「どーしてここまで自分を
卑下して喋ってるんだろう？」

お笑い芸人じゃないし
話が、常に面白くなくてもいいのだ。
オチがなくてもいいのだ。

何か、面白い話をしないといけない。
つまらない人と思われたくない。

その思い込み辞めた。

つまらない人でもいいじゃないか。

それから、沈黙は苦痛でも
無理に喋るのをやめた。

ちょっと気を利かせても
話題は、当たり障りのない
天気かダイエットかニュース程度に
留めておいた。

ただ、同僚や同期を励ますのに
自分のダメっぷりを話す癖は
なかなか抜けなかった。

前職で、これが問題だと
アラフォーにしてやっと気付いた。

これは、相手によるが
話し上手で、グループの中心的存在。
その場を取り仕切れる人には
『私は、どうでもいい人なので
　都合よく使っちゃって下さい。』と
アピールしてるようなものだった。

だから、相手から都合よく扱われたし
見下されたり、舐められてしまった。
自分で、相手をそう洗脳して
しまっていたのだ。

あいつは何しても良い。
どうせ歯向かわないし、ちょろいと。

これは、相手によって
本当に、パワハラやモラハラに発展しかねない。

 

婚活本からの指南で
「私おばちゃんだから〜」と
いう言葉は、口にしてはいけない。
「モテないんです」もNG。
何故なら、相手がフォローに困って
面倒臭がったり
モテないつまらない人なんだと
自分の発言で、相手に格下と印象つけてしまい
自分で、魅力のない人と、演出してるのだ。

 

自虐ネタを話したら
何となくスカしてやな奴と
思ってたけど、親しみ持てたと
仲良くなる人も居るが
それは、自分と似たタイプで
共感してくれた場合である。

自分の重い失敗談とか痛い話は
相談をされた時まで
封印しておく事。

魅力アピールに、気を使おう。
これは、いくらアピールしても
そう簡単に、相手に伝わらないものだから。