今日は、忘れてはならない本を。
この本は、恐らく2012年の出版された時に
本屋さんで、手にしたと思う。
当時は、新しく来た期待の上司が
アフター6の飲み会だけ、やる気炸裂。
肝心の仕事は、さっぱりで
仕事は、全部部下にふる。
無責任、手柄は俺のもの。
そのクソっぷりに、イライラMAXだった。
サラリーマンが、車輪をずーっと回し続けるラットに
例えられている挿絵は、痛々しい。
もう、ある程度働いて来て
社会の酸いも甘いも、体感してる人には
解り切った内容だけども
これから社会に出る人や新卒は
結構ヘビーな、内容かもしれない。
解り切っていても、行動をしてるかは
別として…。
木暮氏は、残業代を稼ぐ、その場限りの
頑張れば給料が上がるPL的な働きより
退職後も、キャリアが生かされる
資産が増えていくBSを上げる働きを
提唱している。
5年かけて、年収が、いくら上がったよりも
5年かけて、会社以外での収入を得る方法を
構築した方が、資産が増えるつまり
BSを上げる働きなのであり
そっちを重要視すべきなのである。
年収が上がっても、自由な時間は
減って、社畜化するのも目に見えている。
元◯◯会社勤務という肩書きが
大好物な日本社会では
社畜扱いでなければ、大手有名会社で
地道にキャリアを伸ばし
その後、退職してもネームバリューを
生かして中小企業での顧問
という道もある。
でも、社畜扱いだとか
そもそも大手有名会社勤務でもない
ならば、BSを上げる働き方を意識しないと
退職しても、顧問なんてまずない。
自分で、自分の資産が増える仕組みを
自分で構築していかないといけない。
で、資産が増える仕組みを
どう構築していくかは
早く考えるに越したことはない。
今、仕事忙し過ぎて、後で考えようって
先延ばしにしてると
もうやる気だけでは、何も評価されない
若さという武器を持たない
アラフォー・アラフィフになってしまうのである。
ただその日の仕事に追われて
先の対策がないでは
いつまでも、その場所から出ることは
出来ないし、時間も不自由のままだ。
おひとりさまの生活は、特に
経済的な自由があってこそ成り立つ。
誰も、自分を養ってくれはしない。
防衛策は、必要なのである。
この本が、具体的対策を教えてくれる
訳ではないが、BSを上げる働き方は
考え方として、持っていて損はない。